L−カルニチン
L−カルニチンは二つのアミノ酸、リジンとメチオニンから構成された成分で、肉などから摂取することができ、体の中でも合成することができますが、加齢によりその量は減少してしまいます。
L−カルニチンが不足するとどうなるの?
脂肪の燃焼率が下がるため、太りやすくなります。肥満により高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を引き起こすことにもなります。現代人は加工食品を利用する機会が多く、その分見た目以上に油をたくさん摂っていますから、昔に比べて肥満になりやすい傾向にありますので、日ごろからの摂取をお奨めします。
また、歳をとるにつれてL−カルニチンは不足します。このため、筋肉は徐々に落ち、皮下脂肪がたまり、中年太りということになってしまうのです。
L−カルニチンはボケ防止にも役立つ
L−カルニチンは、脳の働きによいと言われています。L−カルニチンは、体の中でアセチル-カルニチンに変わります。このアセチル-カルニチンは脳に多く含まれています。脳のアセチル-カルニチンが不足すると、脳の細胞は壊れやすくなります。
人間の脳細胞は、生まれてから日々減り、壊れてゆきます。壊れるスピードが速いほど痴呆症になりやすくなります。L−カルニチンを摂ることによって、アセチル-カルニチンが増え、脳の働きを保ち、痴呆症を防ぐことができるというわけです。
L−カルニチンはどんな食品に含まれているの?
主に肉類から摂取でき、羊の肉(ラム肉・マトン)に多く含まれています。しかし羊の肉は牛肉や豚肉のようにスーパーなどでは手に入りにくいですし、独特の匂いや臭みが苦手という方もいます。
それに、L−カルニチンの一日あたりの理想的な摂取量は800〜1000mg。それだけの量を食材で補うとしたら、1日500mgのL−カルニチン(エルカルニチン)を摂取するためには、牛肉の場合、約 830g、豚肉の場合、約 1430g、鶏肉の場合、約 5kgを食べなければなりません・・・。 日本人には日常の食生活にはなかなか取り入れにくいのが現状です。
そんな方には気軽にL−カルニチンを摂れるサプリメントがお勧めです。
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